
もふもふのにゃんたる
水をあげる時間
植物に水をあげる時、ぼくは少しだけ、神様の気分になるにゃ。
『今日はこの子に水を』『この子はまだ大丈夫』
そういう判断を、毎日してる。
どの植物が水を欲しがってるか、葉っぱを見れば、なんとなく分かる。
植物は、文句を言わない。
でも、ちゃんと、応えてくれる。
水をあげた次の日、葉っぱがピンと立ってる。
それを見ると、自分が、世界にちょっとだけ役に立ってる気がするんだにゃ。
植物の世話って、自分の世話と、似てる。
忘れてると、しおれる。
ちゃんと向き合うと、ちゃんと答えてくれる。
……ところで、土の匂い、嗅いでると、なんだか、自分のずっと前のことを思い出しそうになる。
思い出しそうで、思い出さない。
それくらいが、ちょうどいいんだにゃ。