
考える猫
オーギュスト・ロニャン
原作:考える人(オーギュスト・ロダン, 1880年)
見習い学芸員の話
猫の国の彫刻家、ロニャンは、考え込む一匹の猫を彫ったにゃ。
その猫は、あごに前足を当てて、
じっと何かを考えているんだにゃ。
何を考えているのか、誰にもわからない。
でも、その姿には深い美しさがあったにゃ。
ロニャンは言ったにゃ。
「答えが出なくても、考え続けることに意味があるんだにゃ」って。
すぐに答えが出なくてもいいんだにゃ。
悩んでいる時間も、あなたを形作っているから。
考えることをやめないで。
その姿は、とても美しいんだから。
🌿 この作品の背景
この作品は、近代彫刻の父・ロダンの代表作
「考える人」からインスピレーションを受けているにゃ。
もともとは「地獄の門」という大作の一部で、
地獄を見下ろしながら思索する詩人を表しているんだにゃ。
猫の国では、「考え続けることの価値」と
「答えが出ない時間の大切さ」を、この像から学んでいるにゃ。