まるのにゃんたる
大きな木の下は、どんぐりの宝箱だにゃ。
拾っても拾っても、まだ落ちてる。こんなにたくさん、どうするのって聞かれたら、こまる。使い道は、ない。ただ、拾いたい。
つやつやで、帽子をかぶってて、ひとつとして同じ形のがない。
……というか、木のほうは、ぼくに拾われるために落としてるわけじゃないんだにゃ。来年の木になるために、落としてる。
だから、いちばん形のいいのを、ひとつだけ、土にうめて帰ることにした。残りは、ぜんぶ、ぼくのもの。