🔬 猫の国 研究所
孤独は「うつる」
*— 3人先まで
伝染していた*
…5,209人を追跡したら、
見えてきたパターンがあるにゃ。
孤独は「個人の問題」だと
思われがちにゃ。
でもにゃ。
ハーバード大学のチームが
60年分のデータを分析したら、
孤独は「個人の性質」じゃなくて
「伝染するもの」だったにゃ。
Cacioppo博士、Fowler博士、Christakis博士の3人が使ったのは、フラミンガム心臓研究のデータにゃ。
1948年からマサチューセッツ州の住民5,209人を追跡している、超大規模な縦断研究にゃ。
このデータには、誰と誰が友人か、家族か、同僚か、という社会的ネットワークの情報も含まれてたにゃ。
直接つながっている友人が孤独だと、
あなたが孤独になる確率は
2人挟んだ先(友人の友人)では25%上昇。
3人挟んだ先でも15%上昇していたにゃ。
3人先にゃ。会ったこともない人の孤独が、あなたに影響してるかもしれないにゃ。
「最近なんか寂しいな」と
感じた時、
それは本当に
あなた自身の感情にゃ?
それとも、誰かから
「うつった」ものかもしれないにゃ。
この伝染には、
面白いパターンがあったにゃ。
同じ研究で、もうひとつ見えたパターンがあるにゃ。
孤独な人は、社会的ネットワークの
周辺部(ペリフェリー)に偏って存在していたにゃ。
しかも、孤独な人は時間とともに
さらに周辺へ追いやられ、
最終的にネットワークから
切り離される傾向があったにゃ。
つまり、こういう流れにゃ。
→ 警戒モードが上がる(前の記事の研究)
→ 接触が減る → ネットワークの端へ移動
→ その人も端へ → さらに孤立
2015年、Holt-Lunstad博士が70の研究、合計340万人以上のデータをメタ分析したにゃ。
孤独を感じている人の
死亡リスクは
社会的孤立(客観的に人とのつながりが少ない状態)では29%、
一人暮らしでは32%上昇していたにゃ。
この数字は「1日15本の喫煙に相当する」と
報道されたことがあるにゃ。
ただ、研究者自身は「単純な比較は難しい」と
注意してるにゃ。
孤独と喫煙では影響の仕組みが違うからにゃ。
でも、孤独が身体の健康に影響するということは、
340万人のデータが示してるにゃ。
孤独は「うつる」。
そして孤独な人は端に追いやられる。
…これ、ちょっとずるい構造にゃ。
孤独な人に「もっと人と関わりなよ」
と言うのは簡単にゃ。
でもデータは、
孤独が*個人の努力の問題じゃなくて、
ネットワーク全体の現象*だと
言ってるにゃ。
風邪をひいた人に
「免疫力を上げなよ」と言っても、
ウイルスは消えないにゃ。
…あなたはどう思うにゃ?
孤独は、
*あなたの中だけに
あるんじゃない*。
あなたの周りにも、
あなたの知らない誰かにも、
同じものが流れてるかもしれないにゃ。
それを知ったところで
孤独が消えるわけじゃないけど。
面白い話ではあるにゃ。
孤独な人の脳は、0.1秒で「敵」を見つけていた?
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