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🔬 猫の国 研究所

失恋から
本当に立ち直れないのは、
実は男だった

…96カ国のデータが見せた、
ちょっと切ない真実にゃ。

🐱
👉 スワイプで読む

「男はすぐ切り替える」
「別れても平気そう」
「もう次の人いるんでしょ」

あいつもう新しい彼女いるんだって
やっぱ男ってそういうもんだよね
全然引きずらないよね

…でもにゃ。
96カ国のデータは、
ちょっと違うことを言ってたにゃ。

🧪 研究① 96カ国・5,705人の調査

直後の痛みは女性のほうが強い。
でも、完全に回復するのも
女性だった

ビンガムトン大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの共同研究。96カ国5,705人に「失恋の痛み」を10点満点で聞いたにゃ。

📊 失恋直後の痛み

感情的な苦痛の平均スコア

女性:6.84 / 10
男性:6.58 / 10

直後の痛みは、女性のほうが強かったにゃ。

でも、ここからが本題にゃ。

📊 長期的な回復

女性は時間とともに完全に回復し、
むしろ精神的に強くなる傾向があったにゃ。

一方、男性は——
回復せず、ただ「move on」するだけ
だったにゃ。

「切り替えが早い」と「回復した」は
別物にゃ。

新しい人を見つけても、
前の傷が消えたわけじゃないにゃ。

男は傷を隠すのが上手い
…だけかもしれないにゃ。

🧪 研究② なぜ男は回復しにくいのか

男は恋人が
唯一の感情の居場所に
なりやすい

なぜ男のほうが長引くのか。研究者たちが指摘してるのは、男性の感情サポートの構造にゃ。

女性の場合

感情の居場所が複数ある

友達・家族・同僚に悩みを話せる。失恋しても支えてくれる人がいる

男性の場合

恋人=唯一の感情の居場所になりがち

本音を話せるのはパートナーだけ。失うと感情の行き場がゼロになる

女性にとって失恋は「大事な人を一人失う」こと。
男性にとって失恋は「感情のインフラが丸ごと消える」こと。

…ダメージの質が違うにゃ。

🧪 研究③ 離婚後のデータ

離婚後の自殺率は、
男性が女性の8倍

さらに重いデータがあるにゃ。

📊 離婚後の男性

離婚した男性の自殺率は、
離婚した女性の

8倍

うつ症状を示す男性も多く、
そのうち約半数が
自殺念慮を報告していたにゃ。

これは「男が弱い」じゃないにゃ。

感情を預ける場所がパートナーしかなかった。
そのパートナーがいなくなった。
預け先がゼロになった。

構造の問題にゃ。

🐱 猫の国の研究所より

ここからは、
研究所の考察にゃ。

ここまでのデータを並べて、
研究所が思ったことをひとつだけにゃ。

元カレが別れた3日後にもう別の子といた。
「やっぱり私はその程度だったんだ」
…そう思ったことはないにゃ?

でもにゃ。
データが見せてくれたのは、
ちょっと違う景色にゃ。

男は「回復」してるんじゃなくて
「上書き」しようとしてるにゃ。
傷を埋めるために、次の人を探してるにゃ。

傷が癒えたから次に行くんじゃなくて、
傷の扱い方を知らないから次に行くにゃ。

それはあなたが「その程度」だったわけじゃないにゃ。
むしろ逆かもしれないにゃ。

あなたが大事だったから、
失った穴が大きすぎて、
別の何かで塞ぐしか方法を知らなかったのかもしれないにゃ。

…もちろん、それで許せるかどうかは別の話にゃ。

最後にひとつだけにゃ。

「すぐ切り替えた」ように
見えた人の中に、
ずっと治らない傷
あったとしたら。

それを知ったところで、
あなたの傷が消えるわけじゃないにゃ。

でも、「自分だけが苦しんでた」
っていう孤独は、
少しだけ軽くなるかもしれないにゃ。

「平気そう」の裏側を、
想像したことはあるにゃ?

📚 もっと深く知りたい人へ

猫の国には
こんな場所もあるにゃ

🔬 研究所

男の「感情が分からない」は、育てられ方の結果だった?

📚 図書館

心に寄り添う物語を読む

🛠️ 道具屋

自分を知るための診断ツールを試す

猫の国は、優しい人のための場所にゃ。

📚 参考文献

この記事で紹介した研究

Morris, C. E., et al. (2015). Quantitative sex differences in response to the dissolution of a romantic relationship. Evolutionary Behavioral Sciences, 9(4).
Dykstra, P. A. & Fokkema, T. (2007). Social and emotional loneliness among divorced men and women. JCFS, 38(1).
上記の研究知見をもとに、ニャンタルヘルスが独自に構成・考察したものです。原論文の翻訳ではありません。記事の内容は情報提供を目的としたものであり、医学的・心理学的な診断やアドバイスではありません。つらい状況にいる方は、信頼できる専門家にご相談ください。

著者:研究所のねこたち|ニャンタルヘルス
🐱 猫の国 研究所 ― nyantal.com