アラームより先に、目が覚めた

📅 2026-07-07⏱️ 3分✍️ 匿名の早起き初心者
回復眠り兆し気づき
火曜日。アラームの十分前に目が覚めた。 天井を見て、しばらく「なんで起きたんだろう」と考えていた。うるさい鳥もいない。工事もしてない。ただ、目が覚めた。 十分間、何もせずに布団の中にいた。二度寝するには短くて、起きるには早い、中途半端な十分。 悪くなかった。 --- 半年前の朝は、こうじゃなかった。 アラームを三つかけて、三つ全部止めて、限界の時間に体を引きはがすように起きていた。目覚めた瞬間から疲れていた。朝が来ること自体が、ちょっとした災害だった。 あの頃の私に「そのうちアラームの前に起きるよ」と言っても、信じなかったと思う。 --- 木曜日も、少し早く目が覚めた。 カーテンの隙間から入る光が、床に細長い線を作っていた。夏の朝の光は白い。冬とは色が違う。そんなことに気づいたのも、久しぶりだった。 体が、朝を嫌がらなくなっている。 いつからかは、わからない。薬のせいかもしれないし、季節のせいかもしれないし、ただの偶然かもしれない。 理由を突き止める必要も、ないのかもしれない。 目が覚めて、天井を見て、今日はどっちの日かなと思う。その「どっちかな」に、少しだけ楽しみの側の重みが増えてきた。 それだけの話を、書き留めておきたかった。 --- *© 2026 匿名の早起き初心者*