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🏃‍♀️

頑張ってない私には、価値がない

📅 2026-01-06⏱️ 5分✍️ 匿名の頑張り屋
頑張る自己価値休めない疲れ気づき
休むのが、怖い。 風邪をひいても、会社に行く。熱があっても、行く。 「休んだら?」 そう言われると、焦る。 休んだら、仕事が溜まる。迷惑がかかる。「あの人いなくても回るね」って思われる。 それが、怖い。 だから、休まない。 思えば、ずっとそうだった。 子どもの頃、熱を出しても学校に行こうとした。 「そんなに頑張らなくていいのよ」 母に言われた。でも、休めなかった。 休んだら、勉強が遅れる。みんなに置いていかれる。 「頑張ってるね、偉いね」 そう言われると、嬉しかった。 頑張ってる私は、価値がある。 頑張ってない私は、どうだろう。 考えたくなかった。 大人になっても、変わらなかった。 残業を断れない。休日出勤も断れない。 「助かるよ、いつもありがとう」 その言葉のために、働いてた。 体がおかしくなったのは、去年の冬。 朝、起きられなくなった。 目は覚めてる。でも、体が動かない。 「行かなきゃ」 頭では分かってる。でも、体が拒否してる。 無理やり起き上がった。めまいがした。吐き気がした。 それでも、会社に行った。 「顔色悪いよ、大丈夫?」 「大丈夫です」 大丈夫じゃなかった。でも、そう言うしかなかった。 倒れたのは、その週の金曜日。 会議中に、目の前が真っ暗になった。 気づいたら、病院のベッドにいた。 「過労です。しばらく休んでください」 医者に言われた。 休む。その言葉が、怖かった。 休んだら、どうなる。私の代わりに誰かがやる。私がいなくても、回る。 私って、いらないんじゃないか。 ベッドの上で、泣いた。 体が壊れたことより、「休まなきゃいけない」ことが辛かった。 一週間、休んだ。 何もできなかった。テレビを見る気力もない。本を読む気力もない。 ただ、天井を見てた。 「私、何やってるんだろう」 頑張れない自分が、情けなかった。 三日目、友達が来た。 「大丈夫?」 「ごめんね、何もできなくて」 なんでか、謝ってた。 「何も、って何?」 「お茶も出せないし、話も面白くないし」 友達が、首を傾げた。 「別に、お茶出してほしくて来たんじゃないよ。あんたに会いたかっただけ」 その言葉が、刺さった。 私に会いたかった。 頑張ってる私じゃなくて、何もできない私に、会いたかった。 そんなこと、あるんだ。 「あんたさ、頑張ってないと不安になるタイプでしょ」 図星だった。 「頑張ってなくても、あんたはあんただよ」 そう言われて、また泣いた。 今度は、違う涙だった。 復帰してから、少しだけ変わった。 定時で帰る日を作った。有給を使った。 最初は怖かった。「サボってる」って思われるんじゃないかって。 でも、誰も何も言わなかった。 私が思ってたほど、みんな私を見てなかった。 それは、悲しいことじゃなかった。 むしろ、楽になった。 頑張ってない私にも、価値がある。 まだ、完全には信じられない。 でも、少しずつ、そう思えるようになってきた。 休んでも、私は私。 何もできなくても、私は私。 当たり前のことなのに、ずっと分からなかった。 もしあなたも、頑張ってないと不安なら。 一回、立ち止まってみてほしい。 頑張ってるから価値があるんじゃない。 あなたがあなただから、価値があるんだよ。 それを忘れないでほしい。 --- *© 2026 匿名の頑張り屋*