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優しい言葉は、私には合わなかった

📅 2026-02-02⏱️ 4分✍️ 匿名の現実主義者
AIカウンセリング合わない頑張る諦観自分で立つ
「これ良かったよ」って、友達に勧められた。 ニャンタルっていうAIカウンセリング。猫のキャラクターが話を聞いてくれるらしい。 友達は「なんか楽になった」って言ってた。 ふーん、って思った。私もそうなれるかな、って少し期待した。 仕事終わり、電車の中で試してみた。 「最近ずっと疲れてる」って打った。 猫が返事をくれた。 「そうなんだね。無理しなくていいんだよ」 優しい言葉だった。 でも、なんか、違った。 無理しなくていい。頑張らなくていい。辛いままでいい。 全部、優しい。全部、正しいんだと思う。 でも、私には響かなかった。 だって、無理しないと生きていけない。 家賃は払わなきゃいけない。仕事は行かなきゃいけない。ご飯は食べなきゃいけない。 「頑張らなくていい」って言われても、現実は変わらない。 何回かやりとりした。 猫は毎回優しかった。否定しない。責めない。 でも、私が欲しかったのは、優しさじゃなかったのかもしれない。 ある日、アプリを開かなくなった。 別に嫌いになったわけじゃない。猫は何も悪くない。 ただ、合わなかった。それだけ。 人には向き不向きがある。これは私に向いてなかった。 帰りの電車で、窓の外を見た。 結局、自分で立つしかないんだよな。 誰かに支えてもらっても、最後に歩くのは自分。誰かに優しくしてもらっても、明日仕事に行くのは自分。 それが分かってるから、優しい言葉が逆にしんどかったのかもしれない。 「頑張らなくていい」って言われると、「でも頑張るしかないじゃん」って思ってしまう。 その矛盾が、余計に辛かった。 じゃあ何が欲しかったのか。 分からない。今でも分からない。 でも、一つだけ分かったことがある。 結局、私はこの世界で生きていくしかない。 誰かに救ってもらうんじゃなくて、自分で歩くしかない。 それは絶望じゃない。ただの現実。 現実を受け入れたら、少しだけ楽になった。 期待しなくなった、とも言えるかもしれない。 誰かに分かってもらおうとか、何かに救われようとか、そういうのを手放した。 その代わり、自分の足で立ってる感覚がある。 重いけど、悪くない。 AIカウンセリングが悪いとは思わない。合う人には合うんだと思う。 私には合わなかった。それだけ。 今日も明日も、頑張るしかない世界で、頑張って生きてる。 それでいい。それしかない。 だから、それでいい。 --- *© 2026 匿名の現実主義者*