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🫣

誰かに優しくされると、怖くなる

📅 2026-02-02⏱️ 4分✍️ 匿名の警戒する人
過去優しさ信じられない人間関係少しずつ
優しくされると、構える。 「何か裏があるんじゃないか」って、つい考えてしまう。 職場の先輩が「大丈夫?手伝おうか」って言ってくれた。普通の言葉。普通の優しさ。 でも私の頭は、すぐに回り始める。 この人、何が目的なんだろう。後で何か頼まれるのかな。借りを作りたくない。 「大丈夫です」って笑顔で返した。本当は全然大丈夫じゃなかったけど。 昔から、こうだった。 母は優しい日と怖い日があった。 優しい日は、お菓子を買ってくれたり、頭を撫でてくれたりした。嬉しかった。 でもその後に、怖い日が来る。 「あんたのために色々してるのに」「誰のおかげで生活できてると思ってるの」 優しさは、請求書付きだった。 だから学んだ。優しくされたら、気をつけろって。あとで何か言われるぞって。 友達付き合いも、そう。 仲良くなりすぎると、怖くなる。この人、いつか変わるんじゃないか。急に怒り出すんじゃないか。 近づきたいけど、近づくのが怖い。 だから一定の距離を保つ。深入りしない。傷つかない場所にいる。 恋愛なんて、もっと無理。 好きな人ができても、「どうせ裏がある」「いつか本性が出る」って思ってしまう。 相手は何も悪くない。ただ優しいだけ。それなのに、私が勝手に警戒して、勝手に距離を取って、勝手に関係を壊す。 何回も繰り返した。 ある時、カウンセラーに言われた。 「あなたは優しさを信じられないんじゃなくて、優しさの後が怖いんだね」 そうだ。優しさ自体が嫌いなわけじゃない。 優しさの後に来る、請求が怖いんだ。 「でもね、請求書付きじゃない優しさも、世の中にはあるんだよ」 頭では分かる。でも体が信じてくれない。 今も、誰かに優しくされると身構える。 でも最近、少しだけ試してる。 「ありがとうございます」って言った後、何も起きないか確認する。 何も起きない。何も請求されない。 あれ、って思う。この人、本当にただ優しいだけだ。 まだ全然信じられない。10回優しくされて、1回くらい「もしかして」って思える程度。 でも、0回よりはマシ。 いつか、優しさをそのまま受け取れる日が来るのかな。 分からない。来ないかもしれない。 でも、来なくても、私は私なりにやっていく。 警戒しながらでも、人と関わっていく。 不格好だけど、それが今の私のやり方。 --- *© 2026 匿名の警戒する人*