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眠れない夜に、していること

📅 2026-02-22⏱️ 4分✍️ 匿名の夜更かし
不眠孤独対処法習慣自分
夜中の3時。 また、起きてしまった。 目が覚めた瞬間、わかる。ああ、今日もダメだ。もう眠れない。 隣の部屋から、冷蔵庫のブーンって音がする。外は静かで、たまに車が通る音がする。 この時間が、一番怖い。 昼間は平気なのに、夜になると、頭が勝手に動き出す。 明日の仕事のこと。言わなきゃよかったあの一言。返信してないメール。来月の支払い。5年後のこと。10年後のこと。 考えても仕方ないことばかり。わかってる。でも、止められない。 布団の中で寝返りを打つ。右向き、左向き、仰向け。どの体勢でも落ち着かない。 スマホを手に取る。見ちゃいけないって、わかってる。でも、見る。 SNSを開く。誰かの楽しそうな投稿。深夜なのに「いいね」がついてる。みんな起きてるのかな。それとも、私だけがこんな時間に目を覚ましてるのかな。 時計を見る。3時28分。 「あと3時間で起きなきゃ」 そう思うと、余計に焦る。焦ると、もっと眠れない。 昔は、眠れないことがなかった。布団に入れば5分で眠れた。いつから、こうなったんだろう。 はっきりした原因は、わからない。仕事が忙しくなった頃から、かもしれない。彼と別れた頃から、かもしれない。きっかけは一つじゃない。色々なことが積み重なって、気づいたら、眠れなくなっていた。 病院に行ったことがある。 「睡眠導入剤、出しておきますね」 薬を飲めば、確かに眠れた。でも、朝がぼんやりする。頭に霧がかかったみたいになる。それが嫌で、飲んだり飲まなかったりを繰り返した。 今は、自分なりのやり方を見つけた。 眠れない夜は、まず布団から出る。無理に寝ようとしない。 台所に行って、白湯を作る。電気ケトルがカチッと鳴る音。お湯をカップに注ぐ音。その小さな音が、なんだか落ち着く。 白湯を持って、窓辺に座る。外を見る。街灯がぼんやり光ってる。誰もいない道路。 この時間の世界は、静かで、優しい。 昼間の世界は忙しくて、騒がしくて、気を遣うことばかり。でも深夜は、誰にも何も求められない。ただ、自分だけの時間。 白湯を飲みながら、何も考えない。考えそうになったら、白湯の温かさに集中する。手のひらに伝わる熱。喉を通る温かさ。 それだけでいい。 30分くらいそうしてると、少しだけ眠気が来ることがある。来ない時もある。 来たら、布団に戻る。来なかったら、もう少し窓辺にいる。 朝が来る。眠れなかった日の朝は、重い。でも、昨日よりほんの少しだけマシ。そう思うようにしている。 眠れない夜は、なくならないと思う。 完全に治すことは、たぶんできない。でも、眠れない夜との付き合い方は、少しずつ覚えた。 怖がらないこと。焦らないこと。 眠れないなら、起きていればいい。その時間を、自分のために使えばいい。 深夜3時の世界は、思ったより悪くない。 もし今、眠れない夜を過ごしているなら。 大丈夫。あなただけじゃない。 今この瞬間も、どこかで誰かが、同じように天井を見つめている。 一人じゃないよ。 --- *© 2026 匿名の夜更かし*