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身体が先に気づいてた

📅 2026-03-23⏱️ 3分✍️ 匿名の身体
体調不良疲労ストレス身体
月曜の朝になると、お腹が痛くなる。 毎週じゃない。でも、だいたい月曜日。 最初は「何か悪いもの食べたかな」って思ってた。病院にも行った。「ストレス性ですね」と言われて、胃薬をもらった。 ストレス性。そう言われても、自分ではストレスを感じてるつもりがなかった。仕事は忙しいけど、まあ普通。人間関係もまあ普通。特に悩みがあるわけでもない。 でも身体は知ってた。月曜の朝、会社に行く準備をする自分の身体が、毎週小さく悲鳴をあげてた。 頭が追いつくのは、ずっと後だった。 --- 洗濯物を畳んでいたら、涙が出た。 悲しいことがあったわけじゃない。考え事をしていたわけでもない。タオルを畳んで、靴下を揃えて、Tシャツをたたもうとした瞬間に、ぽろっと。 なんで。 分からない。分からないまま、涙が止まらなくなって、畳みかけの洗濯物の上にうずくまった。 10分くらいそうしてた。落ち着いたあと、何事もなかったように洗濯物を畳み直した。 誰にも言えなかった。「洗濯物畳んでたら泣いた」って、どう説明すればいいか分からなかったから。 --- 退職届を書こうとしたら、手が震えた。 辞めたかった。ずっと辞めたかった。頭では決めてた。 でも、ペンを持った瞬間、右手がぶるぶる震えて、文字が書けない。 怖いのかな。何が怖いんだろう。辞めたあとの生活? 周りの目? 上司の反応? 全部かもしれない。でも、どれも頭では「大丈夫」って思ってる。 大丈夫じゃないのは、頭じゃなくて、身体のほうだった。 身体はいつも、私より先に本当のことを知っている。 --- *© 2026 匿名の身体*