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子どもが熱を出した日の、仕事の電話

📅 2025-11-03⏱️ 4分✍️ 匿名のワーママ
仕事子育て葛藤選択日常
朝6時半、起きた。 まず、子どもを起こす。4歳の娘。 触った瞬間、熱い。 体温計で測ったら、38.5度。 「あぁ...」 心の中で、ため息をついた。 保育園は休ませなきゃいけない。そして、私も仕事を休まなきゃいけない。 今日は、大事な会議があった。プレゼンの予定だった。 携帯を手に取った。上司に電話する。7時前だけど、仕方ない。 「おはようございます。すみません、今日、子どもが熱を出してしまって...」 上司は、「あぁ、そう」って言った。それだけ。 「会議、どうします?」って聞いた。 「誰かに代わってもらうしかないな」 申し訳ない気持ちでいっぱいになった。でも、どうしようもない。 電話を切った。 娘は、ぐったりしていた。「お腹痛い」って言った。 病院に連れて行った方がいいのか。でも、まだ朝早い。様子を見よう。 娘に、お粥を作った。食べない。「いらない」って。 じゃあ、せめて水分だけでも。ポカリを飲ませた。 それから、一緒にソファに座った。娘は私に寄りかかって、ぼーっとテレビを見ていた。 私は、携帯で仕事のメールをチェックした。 会議の資料を同僚に送った。「お願いします」って。 同僚から返信が来た。「了解。お大事に」 ありがたかった。 でも、心のどこかで、焦っていた。 「私がいなくても、仕事は回るんだな」 それが、嬉しいような、寂しいような。 昼過ぎ、娘の熱は少し下がった。37.8度。 「ママ、お腹すいた」って娘が言った。 「何食べたい?」 「うどん」 うどんを茹でた。娘は、半分くらい食べた。 「美味しい?」 「うん」 それだけで、少し安心した。 夕方、夫から電話があった。 「どう?熱下がった?」 「少し」 「今日、早く帰れるから。何か買って帰ろうか?」 「じゃあ、アイス」 「了解」 夫は、優しい。助かってる。 夜、娘は寝た。熱は37.2度まで下がった。 明日は、保育園に行けるかな。行けたら、私も仕事に行ける。 でも、無理はさせたくない。 明日の朝、また様子を見よう。 今日一日、仕事は何もできなかった。会議にも出られなかった。 でも、娘の看病ができた。それでいい。 仕事も大事。でも、子どももっと大事。 30代、キャリアも子育ても両方。 綱渡りみたいな毎日。でも、なんとかやってる。 完璧じゃないけど、それでいい。 子どもが熱を出した日。それも、母親の仕事だから。 --- *© 2025 匿名のワーママ*