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在宅勤務で、誰とも話さない日が続く

📅 2025-11-03⏱️ 4分✍️ 匿名の在宅ワーカー
在宅勤務孤独働き方繋がり工夫
気づいたら、3日間誰とも話していなかった。 在宅勤務が始まって、2年。最初は快適だった。通勤しなくていい。満員電車に乗らなくていい。自分のペースで働ける。 でも、だんだん辛くなってきた。 朝起きて、パソコンを開く。メールとチャットで仕事をする。会議はオンライン。顔を出さなくていい時もある。終業時間になったら、パソコンを閉じる。 その間、一言も声を出していない日がある。 「おはよう」も「お疲れ様」も言わない。コンビニに行っても、セルフレジだから店員と話さない。宅配が来ても、置き配だから誰とも会わない。 気づいたら、自分の声を忘れそうになっていた。 最初は、人と関わらなくていいのが楽だった。でも、今は寂しい。 オフィスにいた頃は、嫌なこともあった。苦手な上司もいた。雑談が面倒な時もあった。でも、少なくとも「人がいる」感覚はあった。 今は、パソコンの画面だけ。チャットの文字だけ。温度がない。 ある日、久しぶりに友達と電話した。 「元気?」 「うん、まあまあ」 でも、話すことがなかった。毎日家にいるから、何も起こらない。話すエピソードがない。 「最近、何してるの?」と聞かれても、「仕事と、あとは…」と言葉に詰まった。 電話を切った後、鏡を見た。いつの間にか、表情が乏しくなっていた。笑う機会が減っていた。 このままじゃダメだと思った。 まず、朝起きたら「おはよう」と声に出すことにした。誰もいないけど、自分に向かって言う。最初は変な感じだったけど、少しだけ気分が明るくなった。 コーヒーを淹れる時、「よし、頑張ろう」と呟く。仕事が終わったら、「お疲れ様」と自分に言う。 小さなことだけど、声を出すことで、自分がまだここにいることを確認できた。 次に、オンライン会議では意識的にカメラをオンにするようにした。顔を出すのは億劫だったけど、誰かに見られることで、少しだけ「人と繋がっている」感覚が戻ってきた。 それから、週に1回、近所のカフェに行くことにした。リモートワークOKのカフェで、数時間仕事をする。周りに人がいる。それだけで、孤独感が和らいだ。 店員さんに「いつもありがとうございます」と言われた時、久しぶりに誰かと会話した気がして、嬉しかった。 在宅勤務は、便利だ。でも、人との繋がりが薄れていく。それは、想像以上に辛いことだった。 完全に元通りにはならないけど、小さな工夫で少しずつ楽になってきた。 もしあなたも、在宅勤務で孤独を感じているなら、何か小さなことから始めてみてもいいかもしれない。 声を出す。誰かに会う。外に出る。それだけで、少し変わる。 私は今も在宅で働いている。でも、孤独と少しだけ付き合えるようになった。 それだけで、十分だと思う。 --- *© 2025 匿名の在宅ワーカー*